チートデイは、ダイエット中に計画的に摂取カロリーを増やし、一時的に食事制限を緩める日です。厳しい食事制限が続くと、身体が飢餓状態だと認識し、代謝が低下することがあります。チートデイを取り入れることで、代謝を活性化し、ダイエットの停滞期を乗り越えるサポートになります。
ダイエットによる精神的なストレスの発散にもなるので、ダイエットを挫折せずに継続する助けにもなります。
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チートデイのやり方
1. チートデイの頻度を決める
チートデイは、毎日行うものではなく、一般的には週に1回程度が推奨されます。ただし、体質やダイエットの進行状況に応じて調整が必要です。例えば、代謝が低下しやすい人や、停滞期に入った人はチートデイを取り入れる頻度を増やすことが考えられます。ちなみに私自身は週に1度設定していて、飲み会や外食の日に充てることが多いです。
2. 計画的に楽しむ
基本的にチートデイは、好きなものを好きなだけ食べても良い日です。ですが最初のうちは体重が増えるのが怖くて楽しんで食べられなかったり、逆に暴飲暴食で体調を崩してしまう恐れもあります。
慣れてくれば自分に適したチートデイを楽しむことができるようになってきますが、それまでは食事内容や量をあらかじめ計画し、無制限に食べ過ぎないように注意したほうがいいかもしれません。カロリーは通常の摂取量より増やしても良いですが、健康を害するようなやけ食いは避けるべきです。
3. 楽しむことを優先する
チートデイの目的の一つは、ダイエットストレスの発散です。単にお腹いっぱい食べる、普段できない暴飲暴食をする、ということではなく、心の満足度を最優先してください。
自分の大好物を用意する、行ってみたかったお店に行く、会いたかった友人に会う、などのワクワクするチートデイを計画しましょう。罪悪感をなくして楽しむことに集中すれば、食欲というものは決して恐れるものではないと感じられると思います。普段満たされない思いが食欲に変わることも多いですしね。
4. 水分補給を忘れない
チートデイでも水分補給は大切です。水分をしっかり摂取することで、体内の老廃物を排出し、代謝をサポートします。また、食事中に水分を摂ることで満腹感が得られ、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。
チートデイの注意点
1. チートデイの翌日はリセットを心がける
チートデイの翌日は、元の食事制限に戻すことが重要です。「チートデイだから」と食べ過ぎた後は、翌日から再びバランスの取れた食事を心がけましょう。
2. 感情に流されない
チートデイは計画的に行うもので、ストレスや感情に流されて急に食べ過ぎる日を作ることではありません。食べ物との関係を健全に保ち、無理なくチートデイを取り入れることが大切です。
3. チートデイが逆効果になる場合も
特に、食べ物に対するコントロールが難しい人や、過食傾向がある人にとって、チートデイが逆効果になることがあります。この場合、チートデイではなく、少しずつカロリーを増やす「リフィードデイ」の方が適しているかもしれません。
まとめ
チートデイは、正しく取り入れることでダイエットの停滞期を乗り越える助けになります。私自身がチートデイを続けてきて一番良かったことは、本来食欲とは必要なもので、過剰に恐れたり敵視したりするものではないのだとわかったことです。
痩せないダイエットに明け暮れていた時には、それこそ水を飲んでも太るような気がして食べることが恐ろしく、いつも罪悪感がありました。
今では美味しいものを楽しんで食べることができるようになりましたし、自分に合ったダイエット法を見つけられたことで、無理なく太らない体を手に入れることができてとても幸せです。
チートデイのメニュー例はこちら→http://チートデイのメニュー例